初心者向けの簡単なそろばん練習10選(解答つき)

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初心者向けのそろばん練習

そろばん初心者に難しい練習は必要ありません。よく選んだかんたんな練習のほうが、指の動き、珠をすばやく読む力、数の感覚を無理なく育てられます。かんたんな動きを正しく練習した子のほうが、いきなり難しい計算に進んだ子より結果的に早く上達することがよくあります。

ここで紹介する10の練習は、そろばん学習の自然な順番に沿っています。本物のそろばんでも、無料のオンラインそろばんでも取り組めます。続けてオンライン練習問題やプリントもどうぞ。

始める前の3つのルール

そろばんを平らに置き、毎回ご破算(0)から始めます。指使いは、一珠を上げるのが親指、一珠を下げるのと五珠を動かすのが人差し指。そして、まずは正確さ。時間を計るのはあとからです。

レベル1:数を置く(練習1〜4)

数字の形を自動的に置けるようにし、珠を1つずつ数えなくてもよい状態をめざします。

  • 練習1 一珠だけ:1・2・3・4を置いて払う。順番を変えて3・1・4・2。目標:どの数も親指1回で置ける。
  • 練習2 五珠:五珠だけで5を置き、払って、もう一度。次に4と5を交互に。目標:5は「珠5つ」ではなく「珠1つ」だとわかる。
  • 練習3 6〜9:6・7・8・9(五珠+一珠1〜4)を置き、逆の順に払う。目標:8と9で迷わない。
  • 練習4 ランダムな数:0〜9の数を10個読み上げ、子どもが置いて払う。目標:10問連続正解。

レベル2:位取り(練習5・6)

2けたを使います。定位点のあるけたを一の位と決め、毎日同じけたを使いましょう。

  • 練習5 2けたの数:12・21・30・47・59・86・99を置き、「十の位はいくつ?一の位は?」と聞く。目標:十の位と一の位を取り違えない。
  • 練習6 読む練習:保護者が数(たとえば63)を置き、子どもが読む。次は役割を交代。目標:置くのと同じ速さで読める。

レベル3:補数を使わない加減算(練習7・8)

必要な珠がいつも空いている計算です。珠を足すか取るだけなので、特別なルールなしで計算に慣れられます。

  • 練習7 たし算:1+2、3+1、5+2、6+3、2+5、11+6、21+16、52+36
  • 練習8 ひき算:4-3、7-2、9-5、8-6、19-7、38-15、77-52、99-46

2けたの計算は、最初の数を置いてから左から右へ、十の位→一の位の順に計算します。そろばんの基本の順番で、大きな数の計算につながります。

レベル4:はじめての5の補数(練習9・10)

一珠が足りないときは、五珠と「5の友だち」(1と4、2と3)を使います。たとえば3+4は、一珠が1つしか空いていないので、五珠を入れて1を取ります。7になります。

  • 練習9 5の補数のたし算:4+1、3+2、2+4、4+3、1+4、3+3、14+2、23+4
  • 練習10 5の補数のひき算:5-1、5-3、6-2、7-4、5-4、8-4、16-3、25-2

ひき算は逆の動きです。5から3を引くときは、2を入れて五珠を払います。ルールの全体は5の友だち・10の友だちで解説しています。

10の練習の一覧

その日の練習を選ぶときや、次に進む目安の確認に使ってください。

初心者向けそろばん練習の一覧
番号身につけることできた目安
11〜4を置く親指1回で置ける
25を置く4と5を間違えずに交互に置ける
36〜9を置く8と9で迷わない
4ランダムな数10問連続正解
52けたの数位を取り違えない
6数を読む置くのと同じ速さで読める
7補数なしのたし算8問中8問正解
8補数なしのひき算8問中8問正解
95の補数のたし算「+5して-□」をヒントなしで
105の補数のひき算「+□して-5」をヒントなしで

1週間の練習メニューにする

10種類を一度にやる必要はありません。ウォームアップ(練習1〜4から1つ)、今のレベルの練習1つ、前のレベルの復習1つが基本の組み合わせです。同じ組み合わせを数日続けてから入れ替えましょう。

レベル3の子の1週間の例:月 4・6・7/火 3・5・7/水 4・6・8/木 5・7・8/金 補数なしの問題でタイムトレーニング。ほかのアイデアは10分そろばん習慣をご覧ください。

解答

練習7:3、4、7、9、7、17、37、88。練習8:1、5、4、2、12、23、25、53。練習9:5、5、6、7、5、6、16、27。練習10:4、2、4、3、1、4、13、23。

まとめ

かんたんなそろばん練習は、初心者にとって「簡単すぎる」ものではなく、まさに必要なものです。どんな数もすぐに置け、位取りと補数なしの計算ができるようになれば、5の補数・10の補数もずっと理解しやすくなります。練習は短く、うまくいったものをくり返し、目安をクリアしてから次へ進みましょう。

次のステップは、この練習の続きをルールごとに学べる学習ステップです。

よくある質問

初心者におすすめのそろばん練習は?

0〜9を置く、2けたの数を置く、補数なしの加減算、そして4+3や7-4のような5の補数を使う計算の順がおすすめです。

初心者は1日どのくらい練習すればよいですか?

多くの子は集中した5〜10分で十分です。長さより毎日続けることが大切です。

毎日同じ練習をくり返してもいいですか?

はい。かんたんに感じるまで同じ練習を続けると、自信と自動的な指の動きが身につきます。目安をクリアしたら入れ替えましょう。

タイマーはいつから使えばよいですか?

落ち着いて正確にできるようになってからです。早すぎると雑な指使いの原因になります。

子どもが飽きてしまったら?

練習を短くする、子どもに数を読み上げてもらう、本物のそろばん・プリント・オンライン練習を入れ替えるなど工夫しましょう。